2018-04-17 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
しかしながら、同時に私が思い出しましたのは、今から二十五年前、国連カンボジア暫定統治機構の下で行われたカンボジア総選挙の際、国連ボランティアとして選挙監視に従事されておられた中田厚仁さん、そして日本人文民警察官として派遣されておられた高田晴行警視が立て続けに襲撃されお亡くなりになられた大変ショッキングな事件でございます。
しかしながら、同時に私が思い出しましたのは、今から二十五年前、国連カンボジア暫定統治機構の下で行われたカンボジア総選挙の際、国連ボランティアとして選挙監視に従事されておられた中田厚仁さん、そして日本人文民警察官として派遣されておられた高田晴行警視が立て続けに襲撃されお亡くなりになられた大変ショッキングな事件でございます。
また、国連ボランティア計画と提携し、帰国隊員を国連ボランティアとして海外に派遣する制度を設けており、これまで累計で三百四十名が派遣されております。 今後とも、帰国隊員がその経験を生かして内外で活躍できるよう支援に努めてまいる所存でございます。
○岸田国務大臣 御指摘の国連ボランティア、UNVにつきましては、平和構築や開発の現場で活動しておられ、積極的平和主義の観点からも、これは重要なパートナーであると認識をしております。これまで、日本人ボランティア派遣事業、平和構築人材育成事業、ユース・ボランティア・プログラム等の協力事業を実施してまいりました。
平和構築や開発の現場で活躍できる人材を育成する場、本当に現場で活動する国連ボランティアを育てる国連ボランティア計画への予算が大幅にカットされてしまって、東京の国連ボランティア計画の事務所もなくなってしまう、そういったことを私聞きました。 まず、なぜ、こういった積極的平和主義を現場で担う人材を派遣する、育てる機関、この予算をかくも大幅にカットしてしまうのか、大臣の見解を伺いたいと思います。
○阪口委員 私自身も国連ボランティアとして紛争地域の現場で数年間活動したことがあるんですが、本当に、なかなか外務省の方々では行けないような、いわゆる危険地帯においても、多くのUNV、国連ボランティアが今なお活動しております。
他方、我が国の文民警察要員及び国連ボランティア要員が死傷するという事件が発生したことは、まことに痛ましく、残念であり、要員の安全確保が極めて重要であることを改めて認識いたしました。 政府としては、これらの評価と課題を含む実施の結果をPKO法に基づき国会に報告しましたが、これに加えて、防衛省においては、この派遣の教訓、反省事項について、さらに詳細に検証を行っております。
御存じかもしれませんが、国連ボランティアの同僚として一緒に活動しているときに、銃撃をされて、命を落とした青年でございます。この四月八日が彼の二十回目の命日になるんですね。 ルームメートですから、部屋で話をしていたときに、お互い、何で安定した生活を捨ててまでカンボジアに来たのかというような話をよくしました。
これまでもJICAにおいて帰国時の就職相談、キャリアパス研修、進路開拓支援セミナーの実施、地方自治体の帰国隊員採用優遇制度の拡大の働きかけ、NGOインターン制度、国連ボランティア推奨制度の活用の働きかけなどの形で既に取り組んでいるものもあるんですけれども、JICAとして更に何ができるかを検討中というふうに承知をいたしております。
一九九三年四月、当時二十五歳の国連ボランティアであった中田厚仁君がカンボジアでゲリラに殺され、国際平和構築にかかわった日本人として初めての犠牲者となりました。その彼が、前年、カンボジアを訪れた私に、決然とした面持ちで語った言葉です。日本が国としてカンボジア和平に人を出さないから、僕が今ここにこうして来ているんですと。
まずどういう国にODAを拠出するべきかという観点で考えたいんですが、私の友人で昨年までアフガニスタンに国連ボランティアとしておりまして今スリランカに移動して赤十字で働いている人がいます、女性なんですけれども。彼女と今年意見交換をしました。
まず、一人は、私の友人が二〇〇二年の三月から昨年まで国連ボランティアの立場でWFPに出向してアフガニスタンにおりました。最東北州のバタフシャン州都ファイザバードというところにおりまして、ここでWFPの仕事の傍ら、女子校の建設のプロジェクトを立ち上げて、そして自分で募金活動をして学校を一つ完成させました。
中田さんは国連ボランティアとして世界の平和を心から願い、カンボジアで公正な選挙を実現するために、懸命に村々を回りました。川にぶつかればフェリーを使い、フェリーで行けなくなるとカヌーを使い、カヌーが使えないときは泳いで村々を回り、公正な選挙について説き続けました。 その青年中田厚仁さんが、任務遂行中、凶弾に倒れたのは半年後のことでした。二十五歳でした。
カンボジアにおける国連ボランティアの中田厚仁さん、文民警察官の高田晴行警視、そして中央アジアにおける秋野先生、また今回、イラクにおける奥大使、井ノ上一等書記官などの例を見ても明らかでございまして、それを乗り越えることが、国際社会から真に尊敬され、かつ信頼される国家になるものというぐあいに考えます。
を守るというところでやったわけでございまして、幸いにして任務自体は無事終了することができましたが、最後の方で、やはり国連、警視庁から派遣された文民警察の高田警視が非常に危険な状況の中で単身行動をして、犠牲者が出たという点を見ればわかるように、非常に危険が伴う中で警護の体制が本当に現状でいいのかというのは大変大きな教訓として残っておりますし、またカンボジアの選挙が行われるに際しまして、日本から国連ボランティア
今年度の予算につきましては、例えば、国連工業開発機関というのがございますけれども、ここのいろいろなプロジェクトについての評価をするとか、あるいは国連ボランティア計画の拠出金によるプロジェクトがどうかということで、十分有効に使わせていただいております。
これは日本が提案して実現したことで、国連ボランティア計画というのがございますが、それが中心になって世界的にボランティア活動をさらに広げていこうという願いを込めてことしを国際ボランティア年といたしております。もう一つは、イランの提案によります国連文明間の対話年というのが二〇〇一年でございます。
これもまだ日本では広く知られていないのかと思うのですけれども、来年は国連ボランティア国際年であります。世界じゅうがこういうボランティア活動、NPOとかあるいは国際的にはNGO、そうしたことをみんなで盛り上げて、地球全体で頑張っていこうという年になります。日本としての取り組みも非常に重要だと思いますけれども、政府としてどのように取り組んでいくのか、伺いたいと思います。
○東政務次官 委員、大変恐縮なんでございますが、ポイントを私がちゃんと理解しているかどうかわからないんですが、国際平和協力法案におけるどこのポイントが問題なのかということについておっしゃってくださればより議論がしやすくなるんだろうと思うんですが、もし私が誤解がなければ、いわゆる国際平和協力隊員以外の国連ボランティア、あるいはNGO等の我が国国民、あるいは外国の要員の生命等を守るために武器を使用できるのかどうなのかということについて
まさに国連ベースにはUNVというような国連ボランティア組織もあるわけでございますが、日本版のそういうような国際協力隊があってもいいんじゃないかというのが、最後の締めくくりの思い込みでございます。
ボランティアの支援につきましては、有意の方々に国際人道機関の活動への参加の道を開くための支援を行うこととしており、具体的には、国連ボランティア計画が行う邦人国連ボランティアを国連難民高等弁務官事務所等の国際人道機関に派遣する事業を支援することとしております。
それから、国連ボランティア計画というのがございますが、それに日本の方が行っていただけるようにということで、これも今UNHCR及び国連ボランティア計画の方と協力して行っております。
また、コソボ難民支援において、我が国の顔が見える支援としては、我が国NGOの現地活動支援、邦人医療専門家等の派遣を行っているほか、国連ボランティア、UNVとしての邦人ボランティアの派遣支援を行うこととしております。 我が国としてのさらなる貢献策につきましては、現地の状況は極めて流動的であり、今後の状況の展開に応じて柔軟に検討する方向でございます。